ヴェルファイア修理事例

トヨタ ヴェルファイア 

1.現状確認をします。この場合は外見だけではなく、タイヤを外し、

つなぎ目のシール材などに痛みがないか確認します。


2.損傷がひどいので、損傷箇所を切断します。

  正規新品パーツを取付けるため、へこんだ部分を引き出して準備します。

3.破損箇所を切断し、新品部品を溶接します。

4.つなぎ目部分に凹凸が出るので、パテで平らにします。

  タイヤと車内が汚れないように、カバーをして作業します。

5.塗料のとまりを良くするために、溶接部分とパテ部分に

  サフェーサー(下地塗装)を塗ります。

6.新品部品の場合微妙な隙間が出るので、新品部品のスライドドアを仮付けし、

  ミリ単位で立て付けの微調整を行います。

7.仮付けした新品スライドドアを外し、塗装に入ります。

  ブース(防塵機能がついた部屋)に入れ、塗装します。

8.車体の色に合わせて、0.1g単位で調色をおこないます。

  調色した色が合うか、試し塗り用の部材に何度か塗り、車体の色と合わせていきます。

9.スライドドア以外の塗装を行います。車体をブース(防塵機能がついた部屋)に入れ、

  塗ってはいけない部分をマスキング(保護)します。修理した後部側面だけでなく、

  色の境目をなくすため、フロントドアにも塗装を行います。

10.ほこりが出ないよう防塵服に着替えます。

   一度目の色付けをした上で艶だしと塗装の保護の為クリア塗装を行います。

   メーカーと車体色によってクリア塗装の色を使い分けています。

11.ブース内で1時間乾燥させ、遠赤外線のヒーターで焼付け塗装を行い

   塗装の仕上げをします。

12.ブース内でも除去できない、細かいチリやほこりが付着するため、

   #2000番手のペーパーで磨き、最後にコンパウンドを付けたバフで輝かせます。